2019年12月23日月曜日

大腸内視鏡検査

 
 12月21日、初めての大腸内視鏡検査を受けてきました。
 その備忘録。もしも誰かの役にたったらいいかなと思ったので、書きます。

 先月、血便のような、なんか粘膜ぽいのがティッシュについているのがとても気になった。そして、これまでに経験したことのないようなひどい便秘。
 定期的に受診しているお医者さんに相談して検査を受けることになりました。

 かねがね、下剤を飲むのが大変だということは聞いていたのでそれがただただ怖かった。
 それに、胃カメラがとても苦手なのでそれも合わせて恐ろしいことこの上なし。
 それから1ヶ月くらいはあったのだけれども、当然ながら時は流れてとうとう内視鏡検査を週末に控えることになった火曜日辺りから検査の準備を初めました。

 12/19(検査の前々日)
 食事は、全てクタクタに煮たうどん。生卵と七味をかけて食べる。
 水をできるだけたくさん飲むようにする。
 おやつは動物ビスケットとコーヒー牛乳。


 12/20(検査の前日)
 朝食はヤクルトとR1
 昼食はクタクタに煮たうどんと生卵
 夕食はクタクタに煮たうどん 16時頃に食べる

 水はできるだけたくさんのむ。

 七味には海苔が入っており、海藻類は前日には食べないようにともらったプリントに書かれていたので七味は入れませんでした。
 前日の夕食は20時までと書かれていたけれども、ビビリな私は早めに終わらせておけば消化も早いだろうと思い、早めに食べまいた。

 モビプレップに水を入れて溶かす。
 子どもたちと一緒に混ぜて溶かしました。

 21時に、下剤を混ぜた水を飲む。若干甘い味がして、思ったより飲みづらくない。ストローで飲む。

 夜中の2時26分。突然の腹痛に目覚める。
 トイレに行き、しばらくして落ち着いたので寝る。また腹痛がしてトイレの繰り返しを30分くらい。
 下痢の時ほどではないけれども、お腹が痛くてつらかった。
 その後は、お腹は痛いけれどもトイレに行くほどでもないくらいが続いているうちに眠る。

 
  12/21(検査当日)
 6時から飲み始めるので、ちょっと前に起きる。
 コップと計量カップとストローを準備。
 錠剤を飲む。
 次に、モビプレップをおそるおそる飲む。梅っぽい味、あまりおいしくはない。
 ストローで、できるだけ舌の通過箇所を少なくして飲む。大丈夫だ、なんとかいけそうだ。

 ストローはとても良い。
 人間ドックで、バリウムをストローで飲んだんだけどもすごく飲みやすくて驚いたので、それを真似してみたんだけど、本当にストローは素晴らしい。
 ストローがなかったら、まずい梅味が口の中に広がるのでとても飲めなかったと思う。

 たまに、ウォエーとなりながらもなんとか飲む。
 ストローは、まっすぐ奥よりも、舌の右奥とか左奥とかにしたほうがより味が感じにくかったように思う。
 飲んでいる時は、別のことを考えたり、心の中で歌ったり、写真を見たりして、味以外に自分の意識をそらす。これで大分マシになる。

 体を動かしたほうが良いらしので、ダンボールを捨てに行く(ダンボールの収集日だったので)。
 飲み始めて51分。なんとなく出そうな感じがしてトイレへ。
 それからはけっこうちょくちょく出る。
 固形ではなく、水状のもの。回数を重ねるごとにきれいになる。
 痛くはなく、ただシャーって出る感じ。お腹は痛くない。これは救いであります。


 1250MLとモビプレップと、後はお水を飲みました。


 病院へ。トイレをチェックしてもらい、OKが出ました。
 OKが出ないと、追加で下剤を飲まなければいけないらしいので、本当によかった。
 2日前からうどんにしていたのがよかったのかな(か、どうかはわからんけど)。

 順番が来るまでしばし待ちます。
 看護師さんに呼ばれ、とうとう検査室へ。むちゃくちゃ怖い。
 寝て、血圧を測ってもらます。寝不足なのか、寝そべってるだけでちょっとウトウトしてきた。
 お医者さんがやってきて、点滴の針を刺されます。
 最初は痛いですけどしばらくすると痛くなくなりますよ、と言われる。
 不思議に思っていたら、いたいいたい。なんというか、液体が通過している場所がすごく沁みて痛い。年甲斐もなく、「イタイイタイイタイイタイ」と言ってしまった。
 看護師さんの「がんばってください」という声に励まされた。
 励ましてくれたお医者さんと看護師さんに、本当に感謝です。

 痛くなくなってきたなあと思ってからはあんまり覚えていない。
 お腹に空気が入っているなあという感覚がなんとなくしたのと、途中で何故か覚醒して、腸が映し出されるモニターを見ていたくらい。

 心配していた痛みは全くなく終わりました。痛かったのは、点滴の最初くらい。

 その後、1時間くらい寝て帰宅しました。
 帰宅途中は、やっぱりちょとぼーっとしているからか、歩くのが遅くて人にぶつかりそうになる。危険危険。

 あんなに怖かったけれども、胃カメラより全然よかった。
 検査してくれたお医者さんが上手だったのかな。よいお医者さんにあたってよかったです。

 この検査でつらかったのは4つ。
・お腹が空く。食べることが好きなのでつらかった。
・下剤による当日夜中の腹痛。 眠い上に、冬なので寒いからつらい。
 しかし、ここで出たからこそ、朝のトイレがラクだったのかもしれません。
・下剤のまずさ。しかし、これはストローと、飲んでる時の意識そらしでだいぶラク。思っていた以上に平気でした。
・点滴最初の痛さ。


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まとめ
前準備
・2日前から消化に良い食べ物にする。
・水はたくさん飲む。
・検査前日は、16時には夕食を食べる。

当日
・下剤はストローで飲む。
・飲んでいる最中は、別のことに意識をそらす。
・出そうになくてもトイレに行けば出る。
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