2014年3月8日土曜日

マタニティーマーク

をつけていたらいやがらせをされた、という記事がネットのニュースに載っていた。
恐ろしいですなあ。

でもね、なんかわかる。
子供を抱っこしていても、優先席の前でも人は譲ってくれないからね。
そういうもんだと思っている。

私も、子供がお腹にいたときに、たまに電車に乗るときは、かばんにつけたマタニティーマークを隠していた。
譲ってくれって思ってるの?って思われてもいやだし・・・・・・、とか。自意識過剰か!?


あれは5年くらい前になるのか。
会社に勤めていたときの帰宅の電車。
座れる場合は、30分だけの時間だけどもほぼ毎回寝ていました。
短時間だけど、もうろうとした意識のすみっこで聞こえるレールの音で、次がどの駅かとかわかるので、乗り過ごすことは1,2回あるかなかったくらい。

その日も電車に乗って頭を垂れてグーグー眠っておりました。
と、なんだか体に圧迫感が。前の人から押される感じ。
そんなに混雑しているのか?と、目を覚ましてみると、そうでもない。
立ってる人はいるけれども、押し合いへし合いって感じではない。

なんだろう、と、顔を上げると、女の人が私を見下ろして睨んでいた。
いったいなんだ?? と、思ったら、その女性のかばんにつけられたマタニティーマークが私の目の前にこれみよがしに(って、被害妄想か?)あったのだ。
その女性の睨みがもう本当に怖くて。
どうしていいのかわからず、また頭を垂れました。
次の駅が、ちょうど降りる駅だったので、降りました。
その女性が次に座ったかどうかはわかりません。

私がすぐに譲ればよかったのだろうか。
せめて、いや、いいにくいだろうけれども譲ってくれって言ってくれたらって思わなくも無い。
こっちは寝ていたのだから、気づきようがないのです。
あんな目で睨まれるなんて、心外だなとか今でも思う。

その事をたびたび思い出す。
それがあったから、マタニティーマークは人前で(バスや電車で)は見せないようにしていたと言っても過言ではない。
水戸黄門の印籠みたいにふりかざしたくない。もちろんそんなつもりはないのだけどね。

ベビーカーの問題もそうだけど、弱者である側がものすごくその権利をふりかざしていることが問題なのではないかと思う。
どちらも、思いやりと感謝の気持ちを持てば、こういった問題って少なくなるのではないでせうか。

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