2013年5月17日金曜日

不真面目のチャージ


先週、無事に退院した娘。
最初のほうはぐったりで、ほぼずっと抱っこだっこ。
家事はほぼなにもできなかったけれど、そんなもんどうでもいいやと思っておりました。

が、今週になって元気になってきたのに、変わらずすごいぐずる。
抱っこしてくれなきゃいやだ、ごはんの時も理由もわからずおお泣き。マグや皿はかんしゃくを起こして落とす。
なぜか歯軋りを繰り返す(ストレスがあったためか、入院中から)。

と、文章にすれば簡単なんだけれども、連日の抱っこで腰が限界を超えつつあった私は、ぷっちん。
季節の変わり目で、寒かったり暑かったりで体調を崩してしまったということもあり。
娘もそのためかゼロゼロしたせきをしており、いつもだったら外出して気を紛らわすのだけどもそれもできない。
・・・といったため、もうぷっちんと切れてしまいました。

娘がかわいく思えない。
なんでそんなに私に意地悪するんだ、とか思えてしまい。
かなりひどいこと言ってしまった。「嫌いだ」とか・・・・・・。
動画をつけっぱなしにして、「それでも見てて」と言って一人にしちゃったりとか(私は隣の部屋)。

一日明けて、なんてひどい人間なんだとものすごい自己嫌悪。
なんて親なんだ、最低だ。死んでわびたいと初めて思った。
どうすれば二度とあんなことせずにすむんだろうかと、悶々と考えたり、ネットでちょろっと検索するもあまりこれといった方法はない。

娘も大分元気になり、以前と同じように一人で遊んでくれるようになった。
すると私も、お昼寝タイムは、娘が昼寝しなくても、一人でごろごろ寝たり、本を読んだりなどと以前と同じ過ごし方に戻ってきた。
もちろん、途中で娘がやってきたらいっしょに遊んだりごろごろしたり。本を読めと催促されたら一緒に読んだり。

一人でごろごろ寝たり、本を読んだり・・・ということは、やはり罪悪感を感じる。
娘と遊んであげなくてはいかんのに、わたしゃ何をやってるんだって。
以前から「こんな親でいいのか」と思っておりました。

が、「娘にかまわずにごろごろした」罪悪感がある故に、娘がその後のばんごはんなどで超絶ぐずっても、「今度は娘につきあう時間だわ」と思えるので、ぐずられてもあんまり苦にならない。
そして、その食後も娘にくっついて遊び、疲れた娘はさきほどグーグー寝てくれました。
いっしょに遊んだのでとても満足そうにたくさん笑ってくれました。

今日、初めて気がついた。
今までずっと、「ごろごろしたり、本を読んだりして悪い親だなあ」と思っていました。
が、それは私にはとても必要なことだったんだということを理解した。

そういった、「罪悪感」があるからこそ、娘のぐずりにも「うわーー!!!」とぷちんとならずに余裕をもってつきあえていたんだなあって。
不真面目のチャージをしておくって、私にとってはとても大きな意味をもっていたのだなあと。

これに気づけたことは、私にとって大収穫でした。

これからの、もっともっと大変になっていくであろう育児、乗り越えられるか心配だけれど、私になりのこの方法でなんとか乗り切っていけたらいいなあ。


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