2012年4月14日土曜日

地球ってすごいんだなあ(駄文)

と、改めて思いました。

NHKの高校講座のネット上のストリーミングを見つけて、見てみたことがきっかけです(NHKの回し者ではありません)。
色々な講座がある中で、理科が面白そうだなあと思い、中でも地学関係に興味があったので、理科総合の気象のところから見始めました。
すると、とっても面白い!はまってしまい、今度は地学の講座を見てみました。

最初は気象のところ。
理科総合よりも詳しい。地学って、生物と並んでどちらかというと文系寄りの理科という感覚があったのだけれど、物理の要素がけっこうあるのだなあと気がついた。大気圧や潜熱、コリオリの力(慣性力)、飽和水蒸気量など。
物理というと、「うわー、苦手苦手」としか思わなかったけれど、字のごとく「物のことわりを表している」のだなあと当たり前のことに気がつきました。そう考えると、面白いなあと思えました。


気象を勉強していて面白かったことや今更ながら気付いたことは、緯度は、赤道を0度として北緯と南緯に別れているのだなあということ(小学校の時に習ったような気がするけど・・・)。また、低気圧や高気圧の構造(できる理由など)も、今更ながら理解できた。
何よりすごいなあと感心したのは、地球の仕組みの素晴らしさ。
極地方と赤道付近での空気の対流に、地球の自転によるコリオリの力が加わって、大気が対流して地球全体の温度差を小さくしているというところ。なんとすばらしい仕組みなんだろうと感動しました。
また、台風はそれ単体では進む力を持たず、貿易風や偏西風によって流されて日本にやってくるのだなということも初めて知った。だから、台風の進路は台風ごとに全く違うんだなあと。
いやはや、ここに書いてたら夜が明けてしまうんじゃないかと思うくらい色々と驚きがいっぱいありました。

次に、地層のところのカテゴリーへ。
私は地層が大好きで。小学校の時に、四賀村に地層見学に行った時に、砂岩て本当に砂でできてるんだ!とか、すごいしゅう曲があるんだなとか、化石採集した経験が私の中ではとても強烈!?というのか印象的な経験だったので、それ以来地層を見ると心が躍ります。
静岡大学の地球科学科に入って地層の勉強したいなあと思ったことがあったのだけど、さすがに数学がダメすぎて早々に諦めた。
というわけで、地層は楽しみだったのだけど、意外に対して面白くなかった。ただ、行ったことがある城ヶ島や三浦半島で見た堆積岩の作られた背景は興味深かった。

さらに次は、生物の進化と地球の関わりのカテゴリーへ。
これって地学ではなくて生物の範囲じゃないのか?と思いつつ見てみた。
あんまり興味のない分野だったのだけど、これがまあとても面白かった。壮大な物語というのかドラマというのか、そういったものを見ている感覚になりました。
友人のだんなさんの好きなカンブリア紀とかシルルとかデボンとか石炭紀だとか色々出てきた。たしかにカンブリア紀ってたくさんの生き物がたくさんいたんだなあと。
ジュラ紀と白亜紀くらいしか聞いたことなかったけれど、地球の歴史は想像が難しいほどに長く、そしてとんでもなくすごいことを繰り返してきたのだなあとこれまた驚きました。


特にすばらしいなあと思ったのは、生物が地球による影響を受けるだけでなく、地球も生物による影響を受けて変化してきたということ。
生物が光合成を行ったことにより、その酸素でオゾン層が作られ、そしてそのオゾン層があることによって、生物の上陸がしやすくなったというところ。
決してそれらの生物や地球などが意図して行ったことではないことが、上手く積み重なって今日につながる地球環境を作り出して行ったのだなあと。
そして、地球上の生物は、繁栄して絶滅し、その後の環境を生き延びられたものだけがまた繁栄して絶滅し、ということを繰り返してきたんだなあって、今知るととても興味深いものでした。
現在繁栄している私達哺乳類が生き延びられたのは、恒温動物であるということと胎生であるということだとか。
娘がおっぱいを飲んでいると「哺乳類だなあ」と思うようになった。新たな気付きだ。

来週からは、太陽系やプレートテクトニクスをを勉強しようと思う。今更ながら本当に知らないことが多いんだなあと気付かされ、そして知らないことを知るってこんなに楽しいのかということにも気付かされました。
そして、地球って本当に素晴らしい星だなあと。よくできている。すばらしい偶然が重なってできた星なんだなあって。どこかで聞いたような言葉だけれど、まさに「奇跡の星」。心からそう思う。

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