2014年11月14日金曜日

アンパンマンカレー


 ひさしぶりにカレーが食べたくなった。
 娘はカレーがあまり好きではない。
 そこで娘に聞いてみた。

 私:「カレー食べる?」
 娘:「○○○ちゃん、アンパンマンカレーなら食べるんじゃない?」

 なるほど、よくその存在を知っておる。
 アンパンマンカレー、レトルトは食べさせたくないが、娘の食わず嫌いをちょっとでも直すにはいいかもしれん。

 というわけで、数日後にスーパーへ。
 野菜コーナーでしめじを真剣に選んでいると、
 娘:「アンパンマンカレー買いに行こうよ」

 そんなに食べたいのか!!
 棚から取って、娘に手渡すととてもうれしそう。
 
 晩御飯の時間です。
 
 これ見よがしに娘に、
「ほら見て、アンパンマンカレーだよ。箱から出して見るね。」
「二つあるよ。どっちを食べる?」
と聞くと、アンパンマンが書いてあるほうのパッケージを指した(もう片方はカレーパンマン)。
とても嬉しそうな娘。

 温めてご飯にかけるところも見せ付ける。
「うわー、おいしそうー」と、私。

 食卓に着きます。
 娘の目の前に、アンパンマンカレーの箱を置いておいた。
 どうだ!もう文句あるまい。これはまごうことなきアンパンマンカレーじゃ!食べよ!

 が、全然食べない。違うおかずだけ食べている・・・・・・。
 私:「食べないの?おいしいよ、アンパンマンカレーだよ」
 
 ・・・、が嫌がる娘。
 一口食べて、口に合わないのだったらわかる。が、まだ一口も食べていないじゃないか!!!
 何を言っても、全く食べようとしないので、押さえつけて口に入れた(なんてひどい母さんだ!)。

 ものすごく嫌がっていた。
 そうか、やっぱりいやなのか・・・・・・。

 しかし、非常に謎である。あんなに食べたがっていたのに、一口も食べずに嫌がるなんて。
 ごはんにかけたカレーの見た目が、娘が想像していたのと違ったとかなんかなのだろうか。
 わからん、こりゃわからん。

 その後、「赤ちゃんマンのカレーだったら、○○○ちゃん食べるんじゃない?」と言い出す娘。
 いや、だまされんぞ、母さんは。絶対だまされんぞ!!!

 アンパンマンカレーは、翌朝のダンナのごはんになりましたとさ。そういえば、感想聞き忘れた。

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