2012年10月24日水曜日

Newton 2010 12月号 ホモ・サピエンス


・大脳がしわだらけなのは、大脳皮質を、限られたスペースである頭蓋骨に押し込めたためだということを知りました。それであんなにしわだらけなのですね。

・院内感染と言う言葉を聞くけれど、病院内で広まりやすいんだなというくらいしかイメージがもてませんでした。
なぜ広まりやすいかがわかりやすく書かれていました。
抗生物質は最近を殺す素晴らしい薬だけれど、それゆえに薬が効く菌(感受性菌というらしい。初めて知った)が殺されて、突然変異によって生まれた耐性菌だけが生き残って増殖していく。
そのため、病院内ではそのような耐性菌が幅を利かせやすいのだなあということを知りました。

耐性菌ができる仕組み(突然変異による)は、生物が進化する過程で突然変異を起こし、それにより自然淘汰されて生き残ったものが命をつないでいくというところは、他の生物と同じなんだなということも知りました。
って、細菌も生物だもんね。


・「素数のミステリー」
という特集。
私は数学はあまり興味がないというか苦手意識が強いのでさらっとしか読みませんでした。
が、「あらゆる正の整数は、素数の掛け算であらわすことができる」ということと、「数の原子」という記述はちょっとそそられた。
「数の原子」。なるほど、すごい面白い表現だなあと。

・次月号の、「元素は宇宙でつくられた!」のお知らせページの記述も非常に興味深い。
超新星爆発や核融合で色々な元素が作られたということくらいしか知らないので、具体的にどのように作られたのかというところなど、ぜひ読んでみたいと思います。

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