2012年2月20日月曜日

フラガールなど

楽天レンタルでDVDを借りたので、ShowTimeを一ヶ月間見れるようになりました。
たまたま色々な映画が2日間無料で見られるキャンペーンをやっていたので、昨日はたくさん映画を見ました。

最後は眠くてしんどかった。でも、気になっていたあれこれが全部見れてうれしい限りでした。タダってところがとてもいい!

・8日目の蝉
有名な映画だよなあ(単に宣伝が多くてそれで知っただけだったのかも)と思い、見てみました。
イマイチってほどでもないのだけれど。
事実を積み重ねただけで、「で?」っていう。

・フラガール
これが公開された頃は、「フラダンス好きの人達が集まって踊る映画なのかな」くらいにしか思っていませんでした。
しかし、スパリゾートハワイアンズの踊り子さんたちの物語だと知り、いつか見てみたいなあとひそかに思っていました。


スパリゾートハワイアンズって、かなり前に電車の広告で見て、だんなが行こうよ!と言っていたのです。が、なんで日本なのにハワイ?別にハワイ好きでもないしなあ。日本なのにハワイってなんかふざけてる!とか思っておりました。

しかし、この映画を見て感動してしまった。ふざけてるだなんて思ってごめんなさい、と。
炭鉱の町だったいわきに、新たな雇用を生み出すために計画されたハワイアンズ。炭鉱で暮らす人達の反対にあいながらも練習や準備をするフラガールや周りの人達(元炭鉱で働いていた人達)。
ハワイアンズにはそういった紆余曲折があったのだなと初めて知りました。
松雪やすこや蒼井優のダンスがすごかった。相当練習したんだろうなあって(そりゃそうか)。
最初は反対していたのに、ストーブを集めるフジジュンコのところもよかった。
うーん、とにかく全部よかった。松雪やすこがよかったなあ。あの先生のキャラクターが非常に面白かった。
これは本当に見れて良かった。またいつか見てみたいなあと思いました。


・Railways
これも、フラガールに続きよかった。
歳を重ねても、やりたいと思える仕事に挑戦しようとする気概っていいなあと。
会社からは注意されつつも、助けた乗客の人達が、主人公を助けたところはジーンと来ました。
最後の、主人公が奥さんに言う台詞が非常によかった。


これを見てまた、邦画ってやっぱりいいなあと感じました。台詞だけでなく表情でみせるところがね、これぞ邦画のよいところだなあって。


・男たちのヤマト
男の人達の顔がみんな同じに見えて、誰が誰やらわからなくなってしまった。・・・ので、途中でリタイヤしました・・・・・・。




・吉原炎上

10年くらい前、まだ一人暮らしだった頃にテレビで見た(金曜ロードショーとかなんかそんなんだったかな?)。
当時、すごい感動して、その後ずっとこの映画が私の中でのNo1でした。それが、10年以上経った今、見たらどういう感想を持つのだろうか。そして、テレビでは時間的にかなりカットされていたと思うので、ノーカット版を見たかったというのもあり。そして、ひさしぶりに見てみたかったので。

やっぱり名取裕子はすごい美人だなあと何度も思いました。
私は吉原が非常に好きで、図書館で吉原関連の本はかなり読んだ(つもり)し、実際に行ってもみました。だからそういった意味でもとても興味深い映画です。

主人公が、途中で心も娼婦になってしまったという台詞のところが悲しいなあと。若さん(根津じんぱち)も、そこで離れてしまうし。
吉原に生きた人達の壮絶な終わり方。娼婦になってしまった、娼婦であるという事実に目を背けようとしてもできない、抜け出せない、ここでしかやっぱり生きられないんだという物悲しさが伝わってきました。
主人公が、若さんと一緒になるということを第一に選べなかったのも、娼婦であるが故の意地なんだなあって。それも吉原に生きてしまったが故の悲劇なのかもしれないな、とか考えた。


10年前に見た時は、主人公と若さんの悲しい恋と、表情で語る二人の演技に圧倒させられました。
今回、見終わったすぐ後は、そこはあんまりもう感動しなかった。二度目だからか、私がスレてしまったのか!?
でも、今回は、前回は感じなかった感想を持ちました。
やっぱりこの映画はすごい。本当にすごい。

この映画が一番好きだというと、笑われたりするけれども(エロいシーンがあるから?って言われる・・・・・・)、エロいシーンなんかあってもなくてもいい。
この映画のストーリーも、役者さんももう全部いいんです。吉原という江戸時代から続いた華やかな制度の裏に隠された部分。題材が好きだからかな、でもやっぱりストーリーも全部素晴らしい。
あー、なんか興奮しちゃった。


今回見た映画のうち3本は非常に良作でした。この3本は本当によかったよかった。

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