2015年10月21日水曜日

新しいパソコン


 買って6年くらいになる我が家のPCがそろそろ寿命。
突然ヒューンという悲しい音をたてて落ちるのです。なんかもうほんと悲しい音。泣きたくなっちゃう(大げさだな)。

 何度も続き、それまでも調子が悪かったのでとうとう新しいPCを買うことに。
 今回も、マウスコンピューターというメーカーのものです。






 メモリは4GB。
 HDDはなんと3Tです、3テラ!!
 だいぶ前に、情報システム部門で働いていた時に、新しいサーバーを買うということになった。
 そのときでてきたハードディスクの容量が、2Tとか3Tでした。すごい容量だなあ、ともうびっくらこいた記憶がある。
 それが、それが家庭のPCに入るなんてもう鼻血出るかと思ったよ(またまた大げさな、でもほんと驚いた)。

 今までは500GBだったので、すごいことです。

 とうとう本日到着。
 まずはセッティング。って、ケーブルを刺して電源入れたら後は勝手にパソコンがやってくれる。
 新しいPCはいやーなウィンドウズ10ですよ。もうほんといやなのよねー。
 が、旦那いわく7にしてもいずれは10にしなきゃいけないからねえとのこと。
 まあそりゃそうだよねえ。というわけでしぶしぶ10にしたのでした。

 使えるようになったので、とりあえず家計簿用に必要なオープンオフィスだけ入れてもう一度電源落としてケーブルも全部抜いて次はメモリを増設。

 今まで使っていたパソコンのメモリを使おうと思っていたのです。
 開けてみると、空いているメモリの場所は一つ。今までのPCには二つ刺さっていたのだけど、残念ながら一つしか引っ越しできなかった。が、これで6GBになった。よかったよかった。
 メモリの増設はとっても簡単。誰にでもできる(私にできるくらいだからね)。


 

 今までのPCのハードディスクも移そうかと思ったけれども大きさが違うように思う。こりゃスーパー銭湯好きの男にやってもらうしかないなあ。と思ったら、スーパー銭湯好きは会社に泊まり込みとのこと。かわいそうに。



 メモリというと、若い頃を思い出すのです。以下、どうでもいい思い出話。
 新卒で入った会社で、かっこいい人がいた。といっても、私の趣味は悪いらしくて同期からは「どこがいいのかわからん」と言われたけども。
 しかもさ、社内の情報システム部。かっこいいよ、部署がかっこいい。いや、その人もかっこよかったけど。
 その人に憧れるもつきあいたいというのもちょっと違っていて。が、同じ部署の先輩がセッティングしてくれてカラオケに行ったりとかしました。

 その後、その人も私も転職。
 私は、転職先の会社にて仕事のためにノートPCを買いました(ペーペーだから、当時は会社支給のノートパソコンなんてもらえなかった)。しかし、仕事で使うにはメモリが全く足りない。
 というわけで、PCの部品を買うなら秋葉原に行ったほうがいいかなあ。が、コンピューターに詳しい上に一緒に部品を買いに行くほど親しい人はいないし。
 私一人では心細い。だって全然わからんもの。

 というタイミングで、その憧れの先輩からひさしぶりにメールがやってきた。
 もしよかったら今度会いませんかとのこと。憧れだった先輩、そして何より情報システム部門で働いていたわけだから私より詳しいだろう! 私としても、わけのわからん秋葉原で迷うよりはわかる人につきあってもらったら助かる。
 というわけで、先輩に会いました。
 
 無事にメモリを買い(結局、石丸電気で買った。秋葉原まで行った意味あったんかなあ??)、先輩とルノアールにて休憩。その一日で、なぜかルノアールに3回も行った。
 先輩は、しつこく何度も、また次も会いたいと言ってくる。
 なんか、悲しくなってきた。

 先輩は、私のことが好きなわけではない。それはね、鈍い私でもわかる。
 転職した先で、出会いがないのだろうということは容易に想像がついた。だから、先輩に憧れていた私ならば、ちょろいと思われたのかもしれない。
 当時、私はものすごく痛い失恋をしてボロボロだった。先輩と一緒にいれば心が癒さるのでは・・・・・・、とは全く思わず。

 その後何度か会おうというメールが着たけれども、先輩とはその後会うことはありませんでした。
 なんだか悲しい記憶です。先輩は、私のことが好きではなく、手ごろな人ならだれでもよかったんだなあ。そしてそれに私が選ばれたというところがね。

 メモリをカチッとはめながら、そんな若い頃のことを思い出して胸が少し痛んだのでした。

 終わり

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