2011年1月19日水曜日

もうすぐバレンタインデー

 なんですな、スーパーに行くとチョコレートが売っている。

 あれ、とてもめんどくさくていやだ。

 別にチョコレートなんてどうでもいいだろ!って思うのだけど。
 
 新卒一年目で貧困にあえいでいた最初にバレンタインが近づいてきたある日。
 上司と先輩(ともに女)が、「社長にチョコレートを送ろう。いいお返しがもらえるよ」と言って、
一人500円徴収されました。
 もう、その頃の私にとって、500円はとてもとても大きかった。
 5束100円のソーメンを食べたり(お弁当にも持っていった)、1kg100円の押し麦のみで炊いたごはんを食べていたり。
 とかそういう貧乏生活をしている私にとって、500円はとても大きかった。
 バレンタインの馬鹿野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!と思った。

 一ヵ月後、おいしいクッキーがもらえたけれど、正直、クッキーより米がほしいと思いました。

 もう、本当にその頃は貧乏で・・・。
 仲のいい同期7,8人の内で「北海道に行こう」という案が持ち上がったんだけど、私は、「妹が来るから」という理由をつけて、参加しません(できません)でした。
 数万円のお金なんて、用意できませんでした。
 
 交通費を浮かすために、会社のある溜池山王から渋谷まで(渋谷からは井の頭線に乗って帰った)、1時間かけて歩いて帰ったり。何やってんだろ、って当時は思ったけれど、今考えるとなかなか面白い体験ができました。
 貧乏生活、苦しかったけれど、いい思い出だ。いや、今も・・・・・・・・。

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